「SAの丼」頂点に 西イチグルメ決定戦 和洋中5種の但馬牛で

2024.04.01
地域注目

「西イチグルメ決定戦」グランプリを獲り、5月12日まで延長販売が決まった西紀SA上り線の「但馬牛の五種ひしめき丼」

北は名神高速道路、南は沖縄自動車道まで104のPA(パーキングエリア)・SA(サービスエリア)の、地域食材を生かした丼メニュー約100品の中からナンバーワンを決める「西イチグルメ決定戦」の本選が、大阪ガス・ハグミュージアム(大阪市)で行われ、西紀SA上り線(兵庫県丹波篠山市西木之部)のメニュー「どんぶりの味比べ 里山懐石 但馬牛の五種ひしめき丼」(1650円)がグランプリを受賞した。

同上り線のメニューは、角煮、ローストビーフ、肉麻婆、一口焼肉、香草焼きの和洋中5種類の但馬牛料理を味比べできる。講評では「但馬牛をはじめ、良い食材が丹波は多い。麻婆があることでご飯も余らず食べ切れる。写真より現物の方が、圧倒的に見た目が良い」と評価された。

本選には、関西(西紀SA上り)、中国、四国、九州の各地区で勝ち上がった7品と、客の投票で最も高評価を得た1品(西紀SA下り)の計8品が出品された。

「西イチグルメ決定戦」グランプリを喜ぶ上田料理長(前列右から3人目)=大阪市で

料理人の林裕人さんらによって実食審査が行われ、ネーミング、ご当地感、オリジナリティー、メニュー説明、味覚、視覚、お値打ち感が審査された。

同上り線の料理長、上田実さん(62)は「実食審査では、普段通り調理できた。林先生に褒めていただいて何より」と喜び、「これまで通り、スタッフ皆で良いものを提供していきたいので、ぜひグランプリメニューを食べに来て」と呼びかけていた。

準グランプリの九州・古賀SA、審査員特別賞の中国・吉備SAを含む受賞3メニューは、5月12日まで延長して提供される。

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