兵庫県丹波市春日町の道の駅「丹波おばあちゃんの里」で、同県豊岡市但東町で21日ごろまで開かれている「たんとうチューリップ祭り」と連携し、2000本のチューリップを展示している。色とりどりの花々が華やかな春の雰囲気を演出。一方、但東町の同祭り会場では、同道の駅が丹波市の素材を使って製造しているジェラートを販売しており、広域的な地域連携で両市の誘客につなげる。
ピンクや黄、オレンジ、赤など多彩な色の10種類が並ぶ。中には、花の縁に切れ込みが入った形のものもある。
約100万本のチューリップが咲き誇り、期間中に3万人が訪れるという同祭り会場では、丹波市産の牛乳などを使い、3種の味が楽しめるジェラートを販売している。
同祭りを企画する「但東シルクロード観光協会」との広域連携は3年目の取り組み。同道の駅経営管理室の早形敏樹室長は「市内外を問わず、ドライブの休憩がてらにでも足を運んで見てもらい、日頃の喧騒を忘れてもらえれば」と話す。
同祭りの期間に合わせて展示予定。