あたため中 ツバメの子育て始まる 巣の中で愛を込めて

2024.05.04
注目

巣の中で微動だにせず、卵を温めているとみられるツバメ。GWも関係なく愛を込めて=2024年5月4日午前11時4分、兵庫県丹波篠山市内で

世の中はGW真っ最中だが、兵庫県丹波篠山市内ではツバメたちが巣作りを始めている。

暖かい東南アジアや九州地方などで越冬していたツバメたち。市内では3月から姿を見せ始め、4月末ごろには民家や建物などに巣を作り出した。

〝新築〟したばかりの巣に、微動だにしないツバメが一羽。産んだ卵を温めているとみられる。

自分の体温をわが子に与え、命をはぐくむ姿を見ていると、少し鼻の奥がジーンとくる。人も鳥も親のぬくもりは同じ。鳥に感情があるかはわからないが、きっと愛を込めていると思いたい。

子育てを邪魔してはいけないと、「ごめんごめん。元気な赤ちゃんが生まれるとええね」とエールを送り、そそくさをカメラをしまった。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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