”健康ランド”楽しむ 廃校活用施設で初開催 地域住民らが和やかに交流

2024.07.12
ニュース丹波篠山市地域地域注目

輪投げで盛り上がる参加者=兵庫県丹波篠山市中で

兵庫県丹波篠山市立旧大芋小学校の廃校活用宿泊施設「泊まれる学校おくも村」(勝木誠村長)でこのほど、地元住民交流イベント「お風呂とcafeとしゃべり場」が初めて開かれた。大芋地区の住民約20人が参加。輪投げや囲碁ボール、カラオケ大会で歓声や自慢ののどを響かせたり、市内のフラダンスグループの踊りを鑑賞したりして、和やかでにぎやかなひとときを過ごした。

同施設の宿泊事業は好調だが、施設の活用をもっと地域に広げていこうと、一昔前にはやった健康ランドのイメージで企画した。

輪投げは得点を競い、ふきんやトートバッグなどの景品をかけて熱戦を繰り広げた。

フラダンスを披露したのは、同市内の西紀運動公園や岡野コミュニティーセンターなどを練習会場に活動しているフラダンスグループ「カレオ・ラカ・イ・イアパナ・カパーフラ・オ・カ・イリマレイ・アーピキ」の8人。インストラクターの冨阪千春さんを中心に、ゆったりとした曲に乗せて、しなやかに上品に踊ってみせ、会場を沸かせた。

裸の付き合いもしてもらおうと、施設の大浴場も開放した。

同施設の校長で、同イベントの司会進行を務めた江坂道雄さんは、「今回はお試しという位置づけで行ったが、段取りよく進めることができた。参加者の笑顔も見られ、なにより。今後、季節ごとに開いていけたら。市内の芸達者の方々の出演も募っていきたい」と話している。

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