三たん随一といわれる2月17、 18日の 「柏原厄除大祭」 を前に、 柏原八幡神社露店運営協議会 (会長=千種正裕・柏原八幡神社宮司) が3―5日、 出店者を公募したところ、 166店から申し込みがあった。
これまでは、 県神農商業協同組合が露店を取り仕切っていたが、 組合幹部が暴力団に資金提供していたことが発覚し、 昨年8月に解散。 出店に伴う暴力団の介入や事故を防ごうと、 丹波署の呼びかけで同神社や商工会、 観光協会らで昨年12月に同協議会を立ち上げ、 初めて露店を取り仕切ることになった。 例年、 同大祭では180ほどの露店が並んでおり、 今年はやや少ない出店数となる。
同協議会は、 出店者から電気回線工事費、 ごみ処理費、 警察への申請料などを含む分担金2万円を徴収。 今後、 出店希望者が暴力団に関与していないか確認した後、 警察への路上申請、 出店場所の決定などの作業に入る。
同協議会の事務局を務める商工会柏原支部は、 「協議会設立から、 出店者募集まで準備期間が短かった。 初めて取り仕切るため、 出店者にとっては 『例年と違う』 ということがあるかもしれないが、 今年の反省をふまえ、 来年からは対策を練りたい」 と話している。