古市小学校(足立浩校長)の運動場にナスカの地上絵を連想させる幾何学模様が浮かび上がった。魚の骨にも見えるし、葉っぱの葉脈のようにも見える。
模様は、解け残った雪が描き出したもの。雪の真下には、運動場の水はけをよくするための暗渠(あんきょ)排水のパイプが埋められており、その部分の温度が上がりにくいため、雪が解け残ったという。
先月中旬の大雪により、運動場は一面、銀世界となったが、その後の天候の回復で雪解けが始まった。1月26日の午後、暗渠の影響で解け残った雪により、約60メートル×約90メートルの運動場いっぱいに模様が浮かび上がった。
堤翔梧君(5年)は、「変な模様やなあと見ていたが、先生から暗渠の説明を聞いて、そうなんやーと理由が分かってすっきりした」と笑顔だった。