ブルーベリー

2007.01.29
未―コラム記者ノート

 丹波市の有志がブルーベリー研究会(仮称)の設立総会を2月2日に開く。設立発起人は、山南薬草薬樹公園の農産物処理加工施設長の小嶋忠和さん、ブルーベリーの本場フィンランドから、ブルーベリー栽培を縁に、山南町にサンタクロースを招いた前川進吉さん、元統計情報事務所職員の山本一(はじめ)さんの3人だ。 昨年7月、山本さん宅でブルーベリーが初収穫されると聞き、お邪魔した。その際、初めて生のブルーベリーをいただいた。甘酸っぱい味わいを想像していたが、予想以上に甘く、酸っぱさはほとんどなかった。果肉も引き締まっていて、おいしかった。紙面に登場をお願いしたのだが、「もう少し大きな流れにしたいので、待って」と言われ、掲載を見送っていた。待つこと半年、おっしゃっていた通り、大きな流れになった。 山本さんは「市内のあちこちでブルーベリーの姿が見えないと産地とは呼べない」と言い、趣味で栽培する人も仲間にと、入会を呼びかける。 そう言えば、鉢植えのブルーベリーで、買った年は実がつくのに、翌年からはつかない、ということがよくあるそうだ。理由を知りたい人、研究会へどうぞ。(足立智和)

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