梅雨を元気に

2007.02.01
未―コラム記者ノート

 梅雨入りして毎日蒸し暑い。不快指数が上がるが、あちこちで色付き始めるアジサイを見ると、爽やかな気分になり、少し元気が戻ってくる。取材で多くの人に出会うが、私が元気を頂いてる2人の方がいる。1人は園芸家の野田輝雄さん。もう1人はEM(有用微生物群)で野菜づくりを実践されている川崎二郎さん。 野田さんは3月に篠山市に来られたばかりで、芦屋で園芸の相談員をされている。篠山になにか吸い込まれるように移り住んできたと言われる。篠山にはそんなオーラがあり、すごく創作意欲がわくといつも話される。野田さんの話は園芸にとどまらず景観や環境問題など幅広く、常に前向きである。 川崎さんは元中学校長で、退職後はEMによる野菜づくりを始められ、各地で多数講演もされている。川崎さんは好奇心旺盛である。そしておしゃれなひとである。首元にスカーフをされたり、帽子をかぶってかっこいい。コンピューターとデジカメを駆使し、ご自分で農作物のデータベースも作られる。 おふたりに会うのがいつも楽しみだ。目を輝かせながら話をされる。元気をおすそわけしていただいている。19日には川崎さん、7月からは野田さんが弊社カルチャーセンターで講師をされる。気分までジメジメしがちなこの時期、元気をもらいに来ませんか。(坂井謙介)

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