氷上版で郡合併問題の連載が始まった。6月4日からの住民説明会に向けて6月2日号まで、全8回で特集を予定している。いまだに住民の関心は薄いように感じる。地元の新聞社として説明会で話題にのぼるような素材を提供できればと思う。 今号で連載は2回で、次号まで3号連続で「なぜ合併」という点に焦点を当て、大まかな流れを書いておき、その後、篠山市の合併までの経緯や、現状と課題などを記す。その後氷上に話題を戻し、各町の課題や広域課題を検証してみたい。 もちろん、住民がどう感じているのか「声」も集める予定でいる。特に合併に疑問を持っている人や、反対の立場を取る人の声を聞き、勉強したい。意見をお持ちの方は、題字下に記してあるファクスかメールで意見を寄せて頂きたい。できれば、17日の朝までに。それ以降は「自由の声」でお願いします。 取材を重ねるにつれ、合併してもしなくても、「将来は厳しい」という印象を抱く。特に財政面。一人ひとりが収入を増やし、たくさん納税する。役場の人には悪いけれど、1.5倍ずつくらい働いてもらって、職員数を削減する。住民もあれこれサービスを要求せず、辛抱する。 それができるか、できないか。しようとするか、しないか。合併は選択肢の一つ。さあ、是非判断まで後半年。(足立智和)