篠山市清掃センター(大山下、079・596・0844)で開かれている恒例の「ガラス工房体験教室」を取材した。篠山市と丹波市山南地域の小学生を対象にしたワークショップで、今年も夏休み中に5回開催される。
同教室は、同センターが操業を開始した2002年から実施。市民が同センターに気軽に訪れ、ごみ処理やリサイクルに関心を持ってもらうきっかけになればと企画した。講師は、大阪市でガラスアクセサリー工房を営むガラス工芸作家の2人が務めている。
取材当日、小学生の男の子4人組が参加しており、作品作りの待ち時間に材料のガラス棒を振り回すなどのやんちゃぶりを発揮していた。しかし、いざ、800度以上の炎が噴き出すガスバーナーを目の前にすると、“借りてきた猫”のようになり、講師に手を添えてもらいながら神妙な面持ちで制作に励む姿がかわいらしかった。
キーホルダーやトンボ玉など作品は見た目に涼しく、夏休みの課題研究にももってこい。8月5、26、27日にも開催。時間はいずれも午後1時半から。(太治庄三)