趣味は人生のスパイス

2015.09.10
未―コラム記者ノート

 趣味には「世代の垣根」を取っ払う素晴らしい力があるということを改めて感じる今日この頃―。
 先月、篠山市内の地蔵盆でサックスと尺八によるコンサートが開かれた。夜の寺の境内をステージに、30―70歳代のアマチュア演奏家8人が十八番のナンバーを披露した。会場は仲間同士の友情が感じられるほんわかとした雰囲気に包まれ、心地良いひと時を過ごせた。また、写真同好会のメンバーが16日まで篠山市立中央図書館で開いている写真展では、50―80歳代の会員14人が「春秋の風景」をテーマに作品をずらりと展示。作品の前では世代の違う会員たちが、使用機材や撮影秘話など写真談義に花を咲かせていた。
 わが村でも40、50歳代のバイク好き約10人が集まりおっさんツーリングクラブなるものを結成。私も仲間に。早速、このシルバーウィークに丹後半島へ向けての計画が立っている。
 「趣味は人生のスパイス」。仕事や年代に関係なく、なんのしがらみもない人たちと、新しい出会いや発見を楽しみ、刺激のある人生にしていきたいものだ。(太治庄三)

関連記事