身近な情報で50号 福住まち協広報紙

2014.02.27
ニュース丹波篠山市

写真・福住地区の広報紙 「福住さとねっと」 の第50号発行を喜ぶ、 田中部長 (写真中央) と編集部員の降矢さん (右)、同地区まちづくり協議会会長の小野田さん=篠山市福住で

 篠山市福住地区まちづくり協議会 (小野田安弘会長) が毎月21日に発行している広報紙 「福住さとねっと」 が、 今月号で節目の第50号を迎えた。 同地区内のできごとやお知らせなど、 身近な情報を読みやすい文章と見栄えのする美しいカラー写真で同地区の住民たちに届けている。 編集部長の田中秀到 (ひでゆき) さん=福住=は、 「毎月、 締め切りに追われて大変だけれども、 次の節目である100号を目指して、 編集部員とともに頑張っていきたい」 と話している。

 2010年1月創刊。 08年に同まち協ホームページを開設したが、 パソコンに縁のないお年寄りらが見られないことから、 ホームページと同様の内容で広報紙を作ることにした。 B4判、 両面カラーで、 毎号1000部を発行。 同地区に全戸配布 (約630戸) しているほか、 篠山市役所多紀支所や篠山市民センターなど、 市内の公共施設に置いている。

 田中部長を含む7人の編集部員が記者となって取材活動を展開。 ネタがない時などは、 「何かネタはありませんか」 と住民に一斉メール。 「そうすると必ず何らかの返信がありますね」 と編集部員の降矢晴美さん (福住)。 「そんなとき、 『みんなのまちの広報紙なんだ』 という思いを改めて持ちます。 住民との一体感も感じますね」 とほほ笑む。

 田中部長は、 「ネタがなくて紙面が埋まらず、 悩むことも多々あるが、 『毎回楽しみにしてるで』 『子どもを載せてくれてありがとう』 など、 住民から寄せられる声を励みにここまでや

ってこられた」 と話し、 「これからは自治会単位で細々と行われているような小さな伝統行事などを取材で掘り起し、 紙面に紹介して光を当てていけたら」 と意欲を見せていた。

 

 

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