山南町谷川の板金業、 田村一男さん (60) が長男の安通さん (25) と一緒に恐竜の大型モニュメントを製作しており、 三月三日に山南ライオンズクラブ (前川実会長) がやまなみホールで開く四十周年記念サミットでお披露目する。 全長七・五?、 胴回り九?、 高さ二・四?のジャンボサイズ=写真。 アルミの網で覆った表面と内部にも発泡ウレタンを吹きつけ、 うろこの塗料を塗れば完成。 骨格は新聞記事、 肉付けは図鑑を参考にした。
「一人でも多くの人が下滝や谷川駅を利用してもらって乗降客が増え、 福知山線複線化につながればうれしい。 アピールの材料に」 と田村さんは製作の動機を話す。 最終的には、 上久下地区に寄贈し、 観光のPRにも活用してもらう考え。
自宅の前に出して作業をしており、 近所の子どもたちが見に来るなど人気は上々。 親子の力作が子どもたちの夢をかき立てる。
<写真>表面をアルミの網で覆い、発砲ウレタンを吹きつけた恐竜のモニュメントを制作する田村さん=山南町谷川で