丹波市は、 救急告示病院の固定資産税を減免できるよう、 市税の課税免除取扱要綱の一部を改めた。 市内で対象になるのは、 大塚病院 (氷上町絹山)。 今年度分から適用される。 建物と償却資産を合わせ、 1000万円以上が免除されるとみられる。 県立柏原、 柏原赤十字両病院に公的支援を行っており、 固定資産税の免除の形で、 大塚病院を支援する。
従来の減免対象は、 公民館や消防設備、 共用のため池、 県や市の文化財などで、 新たに 「救急告示病院」 を加えた。
「公益性が認められる場合は、 不均一課税ができる」 との地方税法があり、 「県立柏原、 柏原赤十字が疲弊するなか、 大塚病院のウエイトが増してきている」 (市財務部) として、 減免を行えるようにした。