丹波市が大塚病院の税を減免

2008.06.18
丹波の地域医療特集

 丹波市は、 救急告示病院の固定資産税を減免できるよう、 市税の課税免除取扱要綱の一部を改めた。 市内で対象になるのは、 大塚病院 (氷上町絹山)。 今年度分から適用される。 建物と償却資産を合わせ、 1000万円以上が免除されるとみられる。 県立柏原、 柏原赤十字両病院に公的支援を行っており、 固定資産税の免除の形で、 大塚病院を支援する。
 従来の減免対象は、 公民館や消防設備、 共用のため池、 県や市の文化財などで、 新たに 「救急告示病院」 を加えた。
  「公益性が認められる場合は、 不均一課税ができる」 との地方税法があり、 「県立柏原、 柏原赤十字が疲弊するなか、 大塚病院のウエイトが増してきている」 (市財務部) として、 減免を行えるようにした。

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