丹波竜の体重10数トン・脳の重さ100グラム

2008.06.03
丹波の恐竜

 県立人と自然の博物館 (三田市、 079・559・2001) は、 「丹波竜化石工房」 (丹波市山南町谷川、 山南住民センター内) で毎週日曜日、 オープンセミナー 「実演、 解説!丹波竜化石工房」 を開いている。 恐竜化石について午後1時半から解説、 午後1時から3時までクリーニングの実演をしている。
 丹波竜の発掘・調査を進めている三枝春生研究員ら3人が交替で解説している。
 5月25日のセミナーでは三枝研究員が解説した。 同化石工房で展示している化石のレプリカやパネルを使って、 「丹波竜が死んでまもなくに、 大きな洪水が起こり、 埋まったと考えられる」 と言い、 「これほどのものが見つかるチャンスはめったにない」 と、 貴重な化石であることを強調。
 参加者からの 「全長はどれほど」 との質問に、 「10数メートル」 と答え、 「重さは10数トンあるが、 脳は100グラムから150グラムしかなく、 体に比べてけた違いに小さい。 何も考えず、 のんびり生きていたと思われる」 と付け加えた。
 また、 三枝研究員によると、 誕生から20年ほどで丹波竜ほどの大きさになるが、 卵は大きくても長さ50センチ、 直径20センチほど。 誕生したときは、 人間の体よりも小さく、 毎年、 トン単位で成長。 一度、 大きくなると、 肉食恐竜も襲いづらいという。
  「丹波竜の脚が見つかっていないのは、 肉食恐竜によってどこかに引っ張られたのではないか」 との説明に、 参加者から 「ニワトリの脚みたいにおいしいのかも」 と冗談が飛び出すなど、 和やかなセミナーになっている。
 セミナーは9月まで毎週開催。 10月から来年3月までは、 毎月第1日曜日の予定。

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