丹波市立国保青垣診療所の常勤医1人が今月末で退職し、 常勤医が1人となる。 2人でほぼ毎日午前午後とも2診開いていたが、 ほぼ1診となり、 診療が縮小する。 後任医師は見つかっていない。 柏原赤十字と県立柏原の医師が一部外来診察を担う。
藤井恵美医師が退職し、 週1回勤務の非常勤となり、 常勤医は久保田孝則所長1人になる。 同診療所の常勤医は、 5年前に4カ月ほど1人となり、 藤井医師の赴任で元の2人体制に戻っていた。
昨年度の1日平均患者数は、 薬のみ、 リハビリなども合わせて約150人。 往診も年間600件あり、 医師2人が1週間交代で毎晩待機し、 急病時は夜間も対応していた。
8月4日から、 柏原赤十字の内科医が、 月、 金の午前の外来診療 (9時から) を応援する。 県立柏原病院の小児科医が、 これまで休診だった木曜午後 (2時―5時) に、 一般外来診療を行う。
久保田所長は、 「1人でできる範囲でがんばりたい。 早く後任を見つけてほしい」 と話している。