緊急不況対策を市長に要望 土建労働組合

2009.02.03
ニュース

 建設業関係者らでつくる兵庫県土建一般労働組合の丹波支部 (畑力支部長、 670人) のメンバー5人が1月28日、 不況などで仕事が激減し、 危機的状況にある市内業者の実情を伝えようと、 丹波市役所を訪れ、 辻重五郎市長と懇談。 緊急不況対策を求める要望書を提出した。
 畑支部長らによると、 耐震偽装に端を発した建築確認申請の遅れで、 住宅建築が激減。 また、 市発注の公共工事でも、 市外の大手業者が落札し、 市内に業者がいるにもかかわらず、 実入りの低い下請け、 孫請けの仕事が増え、 「遠回りで近くの仕事が来る」 状況という。
 また、 仕事が減ることで、 若い担い手も育成できていないとした。

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