上久下地域の住民らでつくる 「かみくげ恐竜の里づくり協議会」 などが、 丹波竜化石発見現場 (山南町上滝) で建設を計画していた特産物などを販売する施設の工事が始まっている。 現場近くの駐車場の一角で基礎工事を進めており、 5月上旬ごろの完成を目指している。
施設は木材を主要構造材にした平屋。 18日に起工式を行い、 着工した。
施設内には、 町内で採れた野菜や特産品、 加工品、 恐竜グッズなどの販売を行う 「販売スペース」 や、 飲食できるカウンターなどがある 「交流スペース」、 さまざまな用途に使用できる 「多目的スペース」 などをつくる予定。
地元経済の活性化や観光客が休憩、 交流できる場所にと協議会で建設を計画。 地場産のスギやヒノキなどの間伐材を使う予定で、 昨年から切り出しや製材作業を進めてきた。
同協議会は、 「観光客に喜んでもらうと同時に、 地域経済の活性化にもつなげたい」 と話している。