篠山市は、 新型インフルエンザワクチンの集団接種について、 「小学1―3年生児童」 (第1次) と、 「満4―6歳の就学前幼児」 (第2次) を対象に行うと発表した。
接種は2回。 小学1―3年生は、 1回目を12月19、20日に、2回目は来年1月16、 17日に行う予定。4―6歳の幼児は、1回目を12月26、27日に、2回目を来年1月23、 24日に予定している。 いずれも、 丹南健康福祉センターで。
いずれも、 接種日と時間は地域別に指定する。 なお、 ワクチンの確保状況によっては、 延期や中止もありえるという。
各学校、 園を通じて申し込み、 ワクチン接種受診票と無料券が送付される。 在宅の幼児は、 個別に郵送で通知する。 集団接種の対象でない子どもは、 それぞれのかかりつけ医で接種する。 すでに感染した人を除き、 幼児と児童800人ずつを対象に見込んでいる。
また、 接種費用は、 1歳から小学6年生までの1回目接種料3600円を全額補助する。 2回目接種は有料 (2550円)。 すでに接種を受けた人には、 接種済み証と領収書を添付申請すれば1回目接種料の同額を渡す。
対象者約3300人分、 約1180万円を予算化し、 12月定例議会に補正予算を提案する。
ワクチンの確保が難しいため、 重症患者発症率が高い小学校低学年と、 集団生活で感染率が高い幼児に対象をしぼった。 1―3歳の子どもは、 より安全に行うため、 かかりつけ医による個別接種がのぞましいとした。