篠山市の中学生 新型インフル罹患率24%

2009.11.16
ニュース

 新型インフルエンザが篠山市内でも猛威をふるっており、 12日現在で、 感染した疑いがある市内の園児、 児童、 生徒の割合、 罹患 (りかん) 率が16%に上っている。 中学生は約24%ととりわけ高い状況。 市内38校園中、 12日までに20校園が学級・学年・学校閉鎖の措置を取っており、 学校現場は行事の運営や授業時間の確保に懸命に努力している。
 市内の幼稚園、 小学校、 中学校、 特別支援学校に通う4250人のうち、 8月以降11月12日までに、 681人が新型インフルエンザの疑いがあると医療機関で診断された (インフルエンザA型陽性)。 8月が25人、 9月が38人だったが、 10月が244人、 11月が374人と急増した。 これまでに重症化したケースはない。
 12日現在で学級・学年・学校閉鎖措置を行っているのは9校29学級。 また、 いったん閉鎖が解除された学年、 学級が再び閉鎖される 「2回目」 の閉鎖が26学級、 さらに 「3回目」 も1学級あった。

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