篠山市 投票所を53から40へ

2009.12.15
ニュース

 篠山市選挙管理委員会 (酒井加世子委員長、 4人) は、 市内の投票区 (投票所) の数を現在の 「53」 から 「40」 に再編することを明らかにした。 投票区の有権者数や投票所までの距離の不均衡を是正するため。 来夏の参議院議員選挙から適用する予定。
 投票所は旧篠山町で 「30」 から 「20」 に、 旧丹南町で 「14」 から 「11」 に減らす。また、旧西紀町(5カ所)と旧今田町 (4カ所) は変更しない方針。 再編基準を▽1投票区当たり500人▽投票所から有権者の住所地まで3キロ以内―を原則とした。 投票所に配置する職員の人件費や選挙用ポスター掲示費など約200―250万円の削減を見込む。
 投票所の再編は、 篠山市民センターが完成した2003年に、 城北小学校区の3投票所を同センター1カ所にしたが、 その他の校区は住民の理解が得られず、 時期尚早として同委員会で継続協議されていた。
 来年1月か2月に行われる、 自治会長会の理事会で報告。 投票所が減る自治会への理解を求めるという。 投票所が遠くなる地区ではバスの運行も検討する。

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