戸籍上「生存」者120歳以上39人

2010.09.02
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 全国で高齢者の所在不明が相次いでいる問題で、 篠山市でも戸籍上 「生存」 している120歳以上の高齢者が39人いることがこのほど分かった。 最高齢は138歳だった。 市市民課は 「法務局の許可を得て除籍する方向で措置したい」 としている。
 市市民課によると、 いずれも市に住民登録はなく、 行政サービスや人口統計上の影響はないとしている。 8月30日現在、 住民登録をしている100歳以上の高齢者は29人で、 福祉や医療関係者がすでに全員の所在を確認している。
 市は2000年、 戸籍上 「130歳以上」 の40人を法務局の許可を得て戸籍を除籍する 「高齢者消除」 を実施している。

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