火災発生 昨年の2倍 丹波市内4月17日現在

2011.04.21
ニュース

 丹波市内で今年に入り、 4月17日現在で22件の火災が発生。 昨年同期 (10件) と比べると、 倍増している。 昨年1年間で発生した火災は、 1980年の氷上郡広域消防本部発足以来、 最も少ない27件だったが、 現時点ですでにその件数に迫るペース。 丹波市消防本部は消防団と合同で、 防災無線で注意を呼びかけたほか、 街頭啓発に取り組む。

 22件の内訳は、 建物火災が13件、 枯れ草や刈り取った草を燃やす野焼きや、 ごみを焼く火が燃え広がったのが8件、 車両火災が1件。 建物火災のうち、 3件はコンセントや電気の延長コードからの出火が原因とみられ、 1件は料理中のコンロから火が出た。 また、 2件は枯れ草などを焼いていた火が建物に燃え移った。

 柏原2件、山南1件、氷上4件、 青垣1件、 市島、 春日がともに7件。 枯れ草やごみを焼く火が燃え広がったケースが多く、 昨年同時期には同様の火災は発生しておらず、 1年を通しても2件だった。

 

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