青垣地域のこれからの教育を考える会 (足立宏之会長) がこのほど、 青垣住民センターで開かれ、 8月8―18日にかけて、 4小学校区で開く校区別学習会について協議した。
日程は、 ▽芦田=8日、 青垣福祉交流センター▽遠阪=9日、 やまびこセンター萬歳山▽神楽=10日、 神楽小▽18日=佐治、 佐治小―。 時間はいずれも午後7時半から。
自治会代表、 保護者代表ら、 各校区の委員が、 地元で説明にあたる。 児童数、 生徒数の推移と、 小規模校のメリット・デメリットなどの資料を配布する。
検討課題として▽今後の子どもの数の減少見込みから、 小規模校が子どもにとってよいかどうか▽社会性の涵養や様々な体験を積ませるという観点から学校どうしの交流活動や学校と地域の交流をどう進めるべきか▽複式学級での指導のために、 地域や保護者はどんな工夫をして協力すべきか▽連携型もしくは併設型小中一貫教育の導入方式について、 地域と学校の関係をどう理解し構築していくのか―を提起する。
事務局の市教育委員会は、 「意見をまとめる場でなく、 意見を集める場。 まとめてしまうと差し戻すのが難しい」 と委員に求めた。 また、 参加者からの質問について、 「事務局が答えられる分は答えるが、 委員の考えを求められた場合は、 それぞれ答えてもらったら」 と述べた。