丹波市商工会青年部 アルミプルトップ回収始める

2011.07.18
ニュース

 丹波市商工会青年部氷上支部 (安田誠支部長、 34人) が、 部員のきずなを深め、 顧客との接点を作ろうと、 アルミのプルトップ回収を始めた。 部員の事業所を回収場所とし、 車いす購入をめざす。

 部員の事業所には、 回収していることを知らせるポスターと回収箱を置いており、 氷上地域の人を中心に協力を呼びかけている。

 回収箱は、 海苔用のフタ付きプラスチック容器。 においを閉じ込められ、 プルトップを取り出しやすいと、 安田部長が目をつけ、 近くのスーパーで買っていた海苔の製造元 (広島市) に譲ってもらえないか問い合わせたところ、 趣旨に賛同が得られ、 70個を寄付してもらうことができた。

 青年部員と、 顧客の接点づくりの観点から、 市商工会館と、 福祉委員会とタイアップして氷上中学校で集めるほかは、 集客施設などに置くことは考えていない。 容器いっぱいで400グラム。 16万個分、 800キロで車いす1台が買える売却益が出る。

  「代替わりをしていても、 店の屋号を言うと先代の名前が出てくる。 社会の役に立つ活動を通して青年部を知ってもらうと共に、 後継者の名前と顔を知ってもらえれば」 と話している。 市商工会氷上支部 (0795・82・1459)。

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