ジュニア強化へ教室 ソフトテニス「丹波Kids」 山南で毎日曜

2013.11.14
ニュース丹波市

 丹波市内7中学校に男女とも唯一そろっている部活動ソフトテニス。 同種目の裾野を広げ、 中学部活動の強化につなげようと、 山南地域の有志が、 小学生向けのテニス教室を立ち上げ11月10日、 山南中央公民館体育館 (丹波市山南町谷川) で初練習を開いた。 今後、 小学生の大会にも出場していく。

 

  「丹波Kidsソフトテニスクラブ」 (若林善彦代表)。 小学生向けの教室がなかったことから、 昨年の和田中ソフトテニス部保護者会会長だった若林代表(46)=山南町小野尻=と副会長だった谷口英三代表(44)=同町若林=が設立を呼びかけた。

 コーチ陣は、 山南中時代に県制覇、 香川西高でインターハイに出場した高畑功志さん (37) =同町大谷=ら、 天皇杯出場、 京都府個人戦優勝といった山南中OBの実力者が務める。

 初練習には、 小学生7人が参加。 初心者はラケットの握り方を教わり、 コーチが投げた球を打ち返す練習をした。 経験者は球を打ち合った。

 初心者の松原史織さん (上久下小3年) は、 「1度やってみたいと思って参加した。 自分もコーチみたいな球が打てるようになれたら」 と言い、 これまで三田市のクラブへ練習にかよっていた高畑寿志君 (久下小5年) は、「中学校につながるように、 速い球が打てるようになりたい」 と抱負を語った。

 若林代表は、 「スポーツを通じ、 マナーや礼儀を教えたい」 と言い、 谷口副代表は、 「県内の中学生の上位は、 ジュニア出身者ばかり。 小学生から親しんでもらい、 中学校で県上位をねらってもらえれば」 と話していた。

 練習は日曜の午前9―正午。 冬場は、 同体育館で練習する。 年会費1000円、 月会費2000円。 丹波市と近隣の小学生が対象。 体験用に道具も貸す。 問い合わせは若林代表 (080・1444・4050、 tanba.softtennis@gmail.com)。

 

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