全壊に60万円配分 来年3月まで延長 義援金

2014.10.02
丹波の豪雨災害特集

 丹波市豪雨災害に対して寄せられた義援金の分配方法などを検討する委員会 (委員長=辻重五郎市長) はこのほど、 「第1次分」 として、 り災証明書に基づく床下浸水以上の住家に分配し、 全壊世帯には60万円を分配することなどを決めた。

募金は8月25日に始まり、 9月21日現在で1266件 (個人、 団体) 5598万6459円。
分配額=表参照=は、 972戸が対象となる見込みで、 人的被害を含めて4690万円を分配。 6日ごろにり災証明書のデータに基づき対象者に通知、 10月中には各口座に振り込まれる予定。

当初、 募金募集は10月31日までとしていたが、 地域の文化祭などで募金活動をする動きがあることなどから来年3月末まで延長することも決めた。 次回の委員会は12月か来年1月ごろに開く予定で、 今後さらに寄せられる義援金の取り扱いについて協議する。
担当の生活支援課は、 「第1次分配は、 多くの方から寄せられた善意を、 多くの人に分配しようという趣旨。 困っている方の助けになるよう、 引き続きご協力を」 と呼びかけている。

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