コウノトリ飛来 氷上町絹山で

2015.04.16
ニュース丹波市自然

休耕田でエサをついばむコウノトリ=兵庫県丹波市氷上町絹山で

兵庫県丹波市氷上町絹山の大師の杜体育館前の休耕田で4月13日、 コウノトリが飛来しているのを付近の住民らが見つけ、 その優雅な姿を見つめたり、 写真に収めたりした。 住民によると、 3月末ごろから度々見かけるようになったという。

同日は早朝から午後1時半ごろまで、 休耕田でえさをついばむ姿が見られた。 近くの同町香良の高見良道さんは 「一昨年9月には香良にコウノトリが現れた。 毎年のようにコウノトリが見られるようになればうれしいですね」 と話していた。

県立コウノトリの郷公園 (豊岡市) のホームページで足環 (あしわ) の色を照会してみると、 識別個体番号は 「J0481」。 2013年5月16日生まれのオスで、 同年7月25日に朝来市山東町三保の放鳥拠点から飛び立っている。 3月31日には篠山市で確認されている。 西は長崎県対馬市 (13年12月)、 東は神奈川県横浜市 (14年10月)、 3月6日には徳島県鳴門市でも目撃されている。

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