平和な連休

2015.05.09
未―コラム記者ノート

 友人に誘われ、数年ぶりに野球を楽しんだ。練習試合を企画したものの、人数がそろわず助けてほしいとのこと。中学校まで野球部だった私だが、それも今は昔。野球道具は家のどこにしまい込んだのかわからなかったので、何も持たずにぶらりと出かけた。
 一切の道具を借りて臨んだ試合。昔取った杵柄とは言うが、果たして打てるのか。ミスなく守れるのかしら。いろいろ思うことはあったが、楽しければいいかと割り切った。
 「アウトコースはバットを放り投げるイメージで、インコースはバットを抜くように打つ」―、だったっけ。昔教わったことを思い出しながら打席に立ったが、心配には及ばず。3打席連続で四球だったし、守っていたレフトには一度も打球は飛んでこなかった。試合後、「参加した意味あったんやろか」と思わずつぶやいた私。まあいいか、青空の下、無心で白球を追いかけただけでも気持ちが良かった。
 そんなこんなで、のほほんと過ごした今年の大型連休。読者の方はいかがお過ごしだったでしょうか。小さなことでも、何か思い出に残るようなことがあったら幸いです。(田畑知也)
 

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