つかの間メガネ

2015.06.13
未―コラム記者ノート

 高校生のときに視力が悪くなり、以来コンタクトレンズをつけて生活している。先日、ふとした拍子にコンタクトレンズを落としてしまい、冷や汗をかいた。
 何気なく目をこすってしまったのが良くなかったらしい。瞳の部分からずれてしまうことは過去にもあったので、今回もそのパターンだと思っていた。ところが、鏡を見てどこにずれたか確認してみたものの、どこにもない。目玉の裏側に回ってしまったのだろうか、「どないしよ…」と右往左往した。
 かかりつけの眼科医に相談したところ、「目やまぶたの構造上、コンタクトレンズが目の裏側に回ることはまずないから安心して」と言われ、胸をなでおろした。
 診てもらうまでの2日間はメガネで過ごした。自宅ではメガネで生活しているが、メガネ着用での外出は年に数えるほど。周りからは「似合わへん」「老けたな」「インテリを装っているのか」とひどい言われよう。
 目の健康のためにはメガネの方が良いらしい。散々な周囲の反応にめげず、これを機にメガネ男子にでもなるか。(田畑知也)

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