丹波弁はおもしろい

2015.10.14
未―コラム記者ノート

 スマホのアプリLINEでやりとりしている時、友人から「だんない」という丹波弁スタンプが送られてきた。イノシシの姿とマッチしていて思わず笑ってしまった。私もさっそく購入し、「OK」のスタンプの代わりに「ええじょ」、「ごめんなさい」のスタンプの代わりに「こらいとくれ…」など、喜んで使っていた。誰が作ったのか分からなかったのだが、ふとしたことでその友人の幼なじみと分かり、すぐに連絡を取ってもらって取材を申し込んだ。
 作者の依田成美さん=大阪在住・丹波市市島町前山地区出身=は、高校卒業後に丹波を離れ、東京や京都にも長く住まれた方だった。周りの人から笑われたりかわいいと言われたりすることで丹波弁のおもしろさに気づかれたとか。基本的には依田さんの家族が使っている言葉だそうで、「びっくりした時にうちのお父さんは『よっ?!』と言うけど、なんで『よ』なのか。めちゃくちゃおもしろい」と言われ、そういえば自分の父親も使っているなと顔が浮かんだ。
 「いの坊と丹波弁」というシリーズで、ぜひ一度検索してみてください。(古西 純)

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