女性の力で復興支援 「丹波復興女性プロジェクト会」

2016.03.31
丹波の豪雨災害特集

復興支援を含めた地域活性化に取り組む「丹波復興女性プロジェクト会」のメンバー=市島町上鴨阪で

一昨年の丹波市豪雨災害で被災した市島町上鴨阪の女性7人が、復興支援を活動の一つに掲げるグループ「丹波復興女性プロジェクト会」(今井頼子代表)を立ち上げた。手始めとして地元・前山地区で行われるイベントで手作り弁当を販売する。被災した農地が多く集まる同地区の「清水谷」での農家レストラン開店・運営も構想に入れており、女性の力で地域を盛り上げる。今井代表は「地域を活性化させ、人が集える場所や雇用を生み出し、交流人口を増やせれば」と話している。

3月20日には4人が集まり、4月10日に前山地区で行われる「桜まつり」でのお弁当販売に向け、試作品を作った。地元、五台山の「狸穴命水」から取って「ポンポコ弁当」と名付け、当日は100食ほどを販売するという。今井代表は「7人のメンバーで基礎を築き、支援していただける人が広がっていけば」と話している。

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