地震活動収束を願う

2016.04.23
未―コラム記者ノート

 東日本大震災からの復興がまだ先が見えないというのに、今度は熊本地震…。今回の地震後、九州の友人にメールをした。直接の被害はなくてひと安心したが、余震が続き夜中に何度も緊急地震速報で起こされるのがきつい、と言っていた。一緒にいる子どもたちもさぞ不安だろうなと思う。同じ程度の揺れだった阪神淡路の時、関西の人は怖かっただろうなあと改めて感じたとも言っていた。当時九州でも結構長い時間揺れたのに、テレビを付けたら関西の地震だったから驚いた、と。21年前、受験生だった私は、2日前にセンター試験で三宮に泊まっていたので、偶然という言葉が身に染みる。
 阪神淡路大震災で、丹波自体はさほど大きな被害はなかったと思うが、被災された出身者や、また家族、親族、友人が被災された方は数多くおられた。熊本地震でも、関係者の方が丹波にも多くおられ、心を痛めておられるだろう。今はただ、地震活動が早く収まってほしいと願うしかできないが、長い支援が必要になると思うので、募金活動への協力など、できる範囲のことをしていきたい。(古西 純)

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