“地産地消”ログハウス 10年来の構想事業化 柏原・東洋製材所

2016.05.21
ニュース丹波市

丹波市産の木材を使ったログハウスのモデルハウスを作った上田紗也さん=兵庫県丹波市柏原町柏原で

東洋製材所(上田棟次郎社長、兵庫県丹波市柏原町柏原)が丹波市産の木材を使ったログハウス事業を展開することにし、敷地内でモデルハウスを展示している。10年ほど前に北海道のログハウスのホテルに泊まって以来、ログハウスのとりこになった上田社長の息子の紗也さん(41)が温めてきた事業。「木の良さを広めていきたい。モデルハウスに気軽にお越しください」と話している。

ログハウスにひかれた紗也さんは、ログハウスのカフェや店があれば「ついつい立ち寄ってしまう」ほど好きになり、8年ほど前に同町鴨野の自宅も同社で製材した木材をふんだんに使って建て、現在も増築を続けている。「木の香りは幸せを感じる。毎日、気持ち良く眠れます」とログハウスの魅力を語る。

柏原北交差点そばの見通しの良い場所に展示しているため、市内だけでなく、遠方からの問い合わせもあるという。紗也さんは「丸太小屋で過ごせば性格も丸くなりますよ」とにっこり。

モデルハウスの見学は自由。注文は3坪から。問い合わせは、上田紗也さん(TEL090・1677・0438)。

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