恩師らと膝突き合わせ

2016.05.21
未―コラム記者ノート
 先日、ささやま荘で開かれた篠山市退職校長会の総会のなかで講演をさせていただいた。演題は「篠山の生きものたち」。撮りためてきた動植物や風景の写真約130枚をプロジェクターで映写しながら解説を加えた。
パソコンとプロジェクターとの接続トラブルで、講演時間の半分近くをロスしてしまう事態に見舞われたが、事務局の方々のフォローにより、なんとか乗り切ることができた。元理科教諭や写真を趣味にされている方々からは特に興味を持って鑑賞していただけたようで何よりだった。
講演後は、膝を突き合わせての懇親会。学生時代の恩師をはじめ、仕事柄、取材を通して親交のある方などがちらほらとおられ、リラックスして食事を楽しめた。
まさか、恩師や校長だった皆さんとこのような席をご一緒できる日がやって来ようとは夢にも思わなかった。「人生、何が起こるかわからない」とはこのこと。
恩師と30年前の中学時代の話に花を咲かせていると、「私もええ歳になったのだなあ」としみじみ感じた。幸せなひと時だった。(太治庄三)

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