「幸福」探りにブータンへ 柏原高生「知探」研究で

2016.07.07
ニュース丹波市

 柏原高校の「知の探究コース」で課題「GNH(国民総幸福量)探究」に取り組んでいる2年生が8月、南アジアのブータンに約1週間短期留学する。国民総幸福を政策に掲げるブータンで聞き取りし、丹波市民とブータン人との「幸福」の概念の違いをまとめ、丹波市民がより幸福になる手立てを探る。

 「GNH探究」班は廣岡里菜さん(氷上中出身)、足立愛実さん(青垣中出身)、木矢村優君(同)、林博斗君(和田中出身)、白髭一翔君(同)の5人。2年生が「探究」授業でグループごとに取り組んでいる6つのテーマの一つ。

 「日本人は幸せか?」の疑問に、ブータンからヒントを探ろうと企画。丹波市内の高校生や市民らを対象に、「幸せ」の度合いや、「幸せとは何か」などを問うアンケートを実施。ブータンでは高校生やまちの人にも同様のアンケートを行い、その比較をまとめる。

 

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