成松愛宕祭り 花火4000発夜空焦がす

2016.08.27
ニュース丹波市

夜空を焦がした4000発の花火大会=兵庫県丹波市氷上町成松で

兵庫県丹波市氷上町の成松愛宕祭りの花火大会が8月24日にあり、水防センター近くから打ち上げられた4000発の花火や堤防沿いの仕掛け花火が夏の夜空を焦がした。

川沿いの道路に陣取った観客たちは、BGMのヒット曲に合わせ、右から左へ噴水のように噴き上がる光の列に声を上げた。カメラのフラッシュのような閃光と共に乾いた破裂音がする花火の迫力に驚き、夜空いっぱいに広がる色とりどりの輝きに見惚れていた。

また、200年以上の歴史がある自治会が奉納する「造り物」では、最高のダイヤモンド賞に下町組の「オバマ大統領広島訪問『原爆ドーム』」(金物一式)が輝いた。

同組の住民たちによると、「万年佳作」で、ダイヤモンド賞は、「確かではないが、大正時代に1度あったらしい。それぐらい珍しいこと」と喜んでいた。

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