組体操中止が4校 篠山市内小中学校

2016.09.11
ニュース丹波篠山市

全国で事故が相次ぎ、その是非が問われている組み立て体操をめぐり、兵庫県篠山市内の小・中学校で今年度、4校が中止を決めた。例年通り実施する学校でも、危険度の高いピラミッドやタワーは行わない、もしくは段数を落とし難易度を下げて実施するなど、安全面を重視して臨む学校が多い。 中止を決めたのは、今田、城南、味間の3小学校と丹南中学校。

組み立て体操の代わりの演目として、今田小では、4―6年生(計82人)が2色の手旗を持って統率のとれたダンスを上演し、城南小では、5、6年生(計59人)がリオオリンピックにちなみ、五輪の旗を手にして「世界平和」をテーマに集団行動を繰り広げる。味間小では、6年生(85人)で隊形を組み、「ふるさと味間」をテーマに、風に揺れる稲穂や茶畑など、全体の動きで表現する演技を披露。丹南中は、全校男子(計164人)で徒手体操や行進など集団演技を見せる。

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