みなさんも、お早めに

2016.11.05
未―コラム記者ノート

 生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けた。流行も終わりかけた今年3月末、初めて感染してひどい目にあった。仕事ができないばかりか、大事な用事にも行けず、苦い思い出となった。
 毎年9月―翌年5月末、インフルエンザの発生情報を公表している厚生労働省のホームページを見てみると、兵庫県の今年36―42週(9月5日―10月23日)のインフルエンザ患者数は76人(昨年同期比53人増)。早くも学級閉鎖となったところもある。全国的には6194人(同4115人増)となっており、今季は流行時期が早いようだ。
 ホームページでは、予防にも触れている。飛沫感染を防ぐ手立てとして、「マスク着用」「鼻汁・痰を含んだティッシュはすぐに捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う」など。外出後の手洗いうがい、室内では適度な湿度を保つ、十分な休養とバランスが取れた栄養摂取が大事とも。どれも基本的なことだが、それが予防につながるようだ。
 そして「流行前のワクチン接種を」とも添えられている。みなさんも、お早めに。(田畑知也)

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