篠山市議会は5月15日―17日の3日間、市内6地区で議会報告会を開き、参加した住民らと「市名変更問題」をテーマに意見交換を実施。議論が続いている市名を「丹波篠山市」にする問題を巡り、住民から賛否さまざまな意見が出された。賛成派からは、「丹波篠山ブランドを確固たるものにするために必要」「将来を考えて変更すべき」という声が出た一方、昨年2月の議論再燃から1年以上が過ぎ、「どうやって決着をつけるのか」という声が多く、反対派からは、「市長も議員も市名を争点にして選挙しておらず、市名の判断まで負託していない。住民投票が最善の策」などという意見も上がった。