警報装置の上に巣 ツバメが子育て ローソン安田店で

2018.06.30
ニュース丹波篠山市地域

警報装置の上に巣を構えたツバメ。ひなにえさを与え、飛び去る親ツバメ=兵庫県篠山市安田で

兵庫県篠山市安田のコンビニエンスストア、ローソン篠山安田店(オーナー=内田伸二さん)の出入口に設置されている警報装置の上でツバメが巣を構え、子育てにいそしんでいる。警報装置の真下は喫煙所になっており、客らはタバコをふかしながら、かいがいしく子育てをしているツバメの姿に目を細めている。

巣には3羽のひなが見て取れる。内田オーナーの妻、百合子さんによると、この場所に店を構えて19年目になるが、店の軒先にツバメが巣を構えたのは初めてという。

店は、山と水田に挟まれた緑豊かな場所にあるため、夕暮れ時には店の照明に誘われ、さまざまな虫が飛来してくるという。「きっと餌には困っていないでしょう」と百合子さん。「スタッフ一同、ツバメの成長ぶりを日々楽しみにしている。無事に巣立ってほしい」とほほ笑んでいる。

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