市名を「丹波篠山市」にするかどうかを巡る「市名変更問題」に揺れる兵庫県篠山市の酒井隆明市長は2日、市役所で記者会見を開き、来年2月の任期満了を待たずに辞任し、早くて11月中、遅くとも年内に実施が想定されている市名変更の是非を問う住民投票と合わせて、出直し市長選を行いたい意向を明らかにした。
辞任の時期は、近く想定される市民団体からの住民投票の請求日とし、「市名変更は市民一人一人にかかわる問題。職を辞して、市民に信を問わなければならないと考えた。市長選と合わせて行うことで、住民投票の投票率を向上させ、なんとしても成立要件の50%以上を達成したい」とした。
【詳細は10月4日号本紙に掲載】