駅名「丹波篠山」を要望へ 市名変更に合わせ 市長がJRと面会

2018.12.20
ニュース丹波篠山市市名変更問題

市が「丹波篠山駅」への改称を要望するJR篠山口駅=篠山市大沢で

来年5月1日に市名を「丹波篠山市」にすることが決まった兵庫県篠山市の酒井隆明市長は13日、市名変更と合わせて、JRの「篠山口駅」と舞鶴若狭自動車道の「丹南篠山口インターチェンジ」の名称についても「丹波篠山」への統一を検討していくと表明していたことについて、今月20日にJR西日本の職員と市役所で面会し、変更を要望する考えを明らかにした。

市によると、JRのOBの市民が仲介し、面会が実現。具体的な協議ではなく、まずは市としての考えを伝える予定という。

駅名、インター名の改称を巡っては、2008年、市商工会青年部が1万筆を超える署名を集め、市に名称変更を要望。その後の市名変更議論につながった。

また、市は今年8月、市名変更の意思決定を行った際に、変更に合わせて駅名やインターチェンジ名も改称するように取り組んでいくとしていた。

駅名変更にはJR側の了承が必要。また、市が主導して改称した場合、費用は市の負担となる。ただ、運賃やダイヤの改正、施設の更新など、JR側の事情によるタイミングに合わせれば費用を抑えることができるという。

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