舞鶴若狭自動車道、西紀サービスエリア(以下、SA)下り線(篠山市東木之部、TEL079・593・1133)のレストランで3月18―24日、ガチャガチャを使った券売機「ガチャめし」が登場する。2017年の夏と年末に実施し、大ヒットした企画の第3弾。今回は、500円ずつ2回(計1000円)、レバーを回し、2種類のメニューの組み合わせを楽しむ内容に“進化”させた。組み合わせは100通りあり、大当たりの但馬牛づくしセットは計5200円相当となる。
17年にはフードコートで実施していたが、今回はレストランで。最初の「ファーストガチャ」、2回目の「セカンドガチャ」ともに10種類のメニューを用意。「ファースト―」には、「但馬牛のすき焼き」(4000円)をはじめ、「ロースカツ」(800円)、「天ぷら盛り合わせ」(600円)、「ロースカツカレー」(1300円)など、「セカンド―」には、「但馬牛とろ膳」(1200円)をはじめ、「ご飯+サラダバー」(600円)、「黒豆パン3個」(600円)、「カレーライス」(700円)などの食券が当たるカプセルが入っている。
「ファースト―」でおかずが、「セカンド―」でご飯ものが出れば定食風になるが、いずれも麺類、カレーライスといった組み合わせになる可能性も。同SAは、「それも面白さの一つととらえていただき、家族やグループには楽しんでもらえるのでは。サービスエリアは“お休み処”という機能もある。ゆっくりと過ごしてもらいたい」と話している。
券売機横に係員を配置。その場でオーダーを通す。
レストランの営業時間は午前10時―午後9時だが、「ガチャめし」ができるのは午前11時―午後6時。
「ガチャめし」は、どんなメニューが出るかはまさに運頼みだが、遊び心のある企画とお得感が話題を呼び、17年8月(25日間)には延べ約2万人、1日最多1200人が利用する大ヒットに。ユーチューバーのヒカキンさんが訪れ、動画を投稿したことでさらに話題になり、SA内に自動車が入れなくなるほどの混雑ぶりとなった。同年末(4日間)も延べ1800人、1日最多600人の利用があった。