通学路でミカン狩り 住民が児童の楽しみに提供 「甘酸っぱくておいしい」

2019.11.15
ニュース丹波篠山市地域

ミカン狩りを楽しむ児童たち=2019年11月7日午後3時4分、兵庫県丹波篠山市草野で

兵庫県丹波篠山市立古市小学校に通う同市草野地区の児童8人がこのほど、通学路そばの岡村硅子さんの畑で下校時にミカン狩りを満喫した。児童たちは鈴なりの木から次々と実をもぎ、甘酸っぱい香りを楽しんでいた。

ミカンの木は、硅子さんの夫、寿和さんが3年前に亡くなってから、親戚の岡村直廣さんが世話している。3年目の今年は1本の木に200個ほどの実がついた。

直廣さんは、下校時の児童の見守りをしていることもあり、児童たちに喜んでもらおうとミカン狩りを同校に提案した。

児童たちは直廣さんに準備してもらった袋を片手に実をもぎ、「おいしそう」「実がいっぱい」と喜んでいた。

6年生の女子児童はは「酸っぱいところと甘いところがあっておいしい。毎年楽しみにしている」と話していた。

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