「アーティフィシャルフラワーとハーバリウム展」が、中兵庫信用金庫青垣支店で開かれている。日本ハーバリウム協会認定講師の足立京子さん(61)=兵庫県丹波市青垣町中佐治=が約60点を展示している。作品を入れ替え、年明けの1月末まで展示する。
ハーバリウムは、瓶の中に天然の植物を立体的に配置し、液体で満たし、生花のように色や姿を長く楽しむインテリア。定年退職後の楽しみにと資格を取り、自宅で教室を開いている。
瓶に詰めた色とりどりの花の作品のほか、猫がサンタクロースの帽子をかぶった季節感あふれる作品では、グラスの縁から猫がはみ出る「固まるハーバリウム」作品も出品。
精巧な造花、アーティフィシャルフラワーは、5年ほど通っている多可町の教室で作ったものを展示。松ぼっくりやクリスマスローズをあしらったリースなどを展示している。
「花にいやされる。ガーデニングが趣味の夫は生花が好き。私は水やりの手間がいらないドライフラワーや造花が好き。一つずつ作品を作るのが楽しい」とほほ笑んだ。