さまざまな映像文化を楽しむ「丹波篠山映像祭2020」(丹波篠山市、市教委、実行委主催)が、2月2日午前10時から午後4時15分まで四季の森生涯学習センター(兵庫県丹波篠山市網掛)で開かれる。全国から寄せられた映像作品を審査するコンテストのほか、バーチャルリアリティー(VR)やドローン(無人航空機)による撮影など、さまざまな映像を視聴・体験できるイベント。市は、「映像を通して楽しいひとときを過ごしてもらえれば」と話している。
これまで「丹波篠山ビデオ大賞」と題して、全国公募のアマチュアコンテストを開催してきたが、昨年、30回の節目を迎えたことから、より気軽に誰もが映像を楽しめるイベントに内容を見直した。
VRを使った360度カメラの体験(午前10時―正午)や、パソコンを使ったドローンの操作体験、記念映像撮影(同)などの体験型コーナーを準備。午前11時からは、しし汁やパン、とふめしなどの販売もある。
午後1時からは、「第31回丹波篠山映像大賞」(旧・ビデオ大賞)を開催。全国から寄せられた作品の中から、事前審査を通過した5作品を上映する。1作品7分以内で、テーマは「生きる」。映画「森の学校」の監督などを務めた西垣吉春さんらが審査し、大賞などを決める。
また、映像大賞へのノミネートを逃した市内からの応募3作品を上映し、来場者の投票で「市民が選ぶ映像賞」を決める。
午後2時40分からは、「映像でPRしまショー」と題して、市内の個人や団体11組が映像を通して活動をPRする。
来場者には、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の割引券、山の芋を使ったチョコレート菓子「ChoKobe」をプレゼントする。
体験型イベントは事前申し込みが必要。事務局の市視聴覚ライブラリー(TEL079・590・1301)。