丹波市市民活動支援センタースタッフ 足立芽生さん(丹波市青垣町山垣)

2020.02.09
たんばのひと特集

足立芽生さん

まちづくりに従事「最高」

大阪商業大学で地域政策や地域自治などについて学ぶ4年生。昨年10月、丹波市氷上町のゆめタウン内にオープンした市民プラザ内の市民活動支援センターで週1日、スタッフとして働く。大学卒業後は、スタッフとして本格的に勤務する予定。「大学に入る前から、将来はまちづくりにかかわりたい、それが自分の仕事になればと思っていたので、最高です」とほほえむ。

遠阪小学校6年生時、総合学習で地域の人から話を聞き、地域の歴史や文化に興味を持った。夏休みの自由研究では、遠阪校区の屋号について調査。昔は店がたくさんあったことに驚き、なぜ今は少なくなったのかを考察した。氷上西高校では、まちづくり部に所属。「丹波八宿青垣の秋」など青垣町内で催されるイベントに出店し、運営を手伝った。部長も務めた。

「青垣で伝わる伝統の味を再現し、販売する店を出したりしました。学校を飛び出して地域のいろいろな人と出会えた。青垣についての新たな発見もあり、いい体験ができました」と振り返る。

京都市に本社がある地域計画建築研究所から市民活動支援センターのスタッフの話を紹介され、飛びついた。同センターでは、市内の地域活動団体の紹介、補助金制度の問い合わせに対する対応、情報誌発行などの業務を行っている。「センターで働き始め、自分の視野は丹波市全体に広がりました。丹波市にはクリエイティブな考えをする人が多いことを知り、学ぶことが多いです」と話す。

同センターのある市民プラザ内には、飲食可能で自由に談笑できるスペースがある。「どうぞ気軽にお越しください」とPRする。22歳。

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