狩猟解禁翌日… 路肩に倒れたイノシシ、車と衝突? 猟師「わなにかかってくれていたら」

2020.11.16
地域

車と衝突して死んだとみられるイノシシ=2020年11月16日早朝、兵庫県丹波市青垣町で

今月15日に狩猟が解禁された兵庫県丹波市で16日朝、推定体重30―40キロほどのイノシシが国道の路肩で倒れているのを、通りがかった住民が見つけた。脚に傷があり、車と衝突して死んだと見られる。すぐ近くに箱わなを仕掛けている猟師(54)は、「もったいない。わなにかかってくれていたら御馳走になったのに」と残念がった。

シカやタヌキなど、道路横断中の野生動物との衝突事故が頻繁に起こる場所。野生動物をはねると、動物の命が奪われるだけでなく、車が傷み、修理代がかさむ。

近くの男性(46)は「血を流している姿を見るのはしのびない」と言い、「街灯が少なくて気づきにくい場所。『この先、野生動物飛び出し多発』の大型看板をつけるなり、何か対策できないのか」と話していた。

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