「白露」の朝 霧がまち覆う 草葉には玉の露

2021.09.07
地域自然

「白露」にふさわしく、霧が立ち込める田畑の上を飛ぶサギ=2021年9月7日午前6時36分、兵庫県丹波篠山市内で

9月7日は二十四節気の一つ「白露(はくろ)」。夜の気温が下がり、大気中の水蒸気が露となって草葉に付く頃で、暑さが和らぎ秋の気配が漂い始める時季とされる。

露が付き、クモの巣もはっきりとわかる=2021年9月7日午前6時27分、兵庫県丹波篠山市内で

7日早朝、兵庫県丹波篠山市は深い霧が立ち込め、気温も17度と、秋を感じさせる一日の始まりとなった。草葉には露が付き、クモの巣もはっきり浮かび上がった。

草葉に付いた玉のような露=2021年9月7日午前6時38分、兵庫県丹波篠山市内で

白く染まった丹波黒大豆の畑にレンズを向けていると、人の気配を感じたのか野鳥の「サギ」が飛び立った。共に白い霧とサギの競演。白露にふさわしい景色が広がった。

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